御異見番

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Go to キャンペーン 箱根の旅館がつぶれて主人が自殺したらテレビは責任をとれるのか

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そりゃ、政治家なら、多少の感染者が出たとしても多数の観光業者が救えるなら、あえて多少の犠牲には目を瞑るのは当然であって、むしろそれができなければ政治家たる資格はないであろう。

そもそも感染したところで数週間で治るし、一旦収束して以降は死亡者はほぼゼロである。現状は、感染が拡大しているのではなく、検査が拡大しているだけである。

ただ、昼間からテレビを見ているような人間はそれを理解できないようであるし、トロッコ問題を投げつけて悦に浸っているテレビ屋は単なる役者であろうから、無視しておけばよい。

 

テレビがなにか騒いだところで、しょせん東京の人間が東京のスタジオで騒いでいるだけで、地方の観光業がどれほど困窮しているか考えも及ばないのであろう。

目に見える周りの自分たちの都合だけで、全国を見なければならない国のキャンペーンに文句をつけられても困るのだが、めでたく東京外しとなったので、望み通りではあるのだろう。

 

 

なぜこの時期にというが、観光業界はこの3月からずっとじり貧である。この夏を超えられるか否かが文字通り死活問題なのだろう。こちらは命に係わる事態であろう。

感染者増と失業者増を天秤にかけて、失業者増を選ぶようでは愚策としか言いようがない。

 

ネットの評判が9割反対らしいけれども、収束してからは死亡者はほぼゼロの状態で、合理的に考えて反対する理由も特にないものが、本音渦巻くネットの世界で9割反対というのが不思議ではある。

意外とネットの世界には都市圏の人間が多いのかもしれない。

 

 

 

甲子園が浮かばれないとかいうのは、予選もなしに本大会だけやるわけにもいかないので、今さらできるわけはなかろう。まぁ、さっさと安直に中止にしてしまったのは残念ではあるが。

 

 

医療関係者に配れというのも同じく見えているところにしか考えの及ばない人間の感情論で、もう少し冷静に考えた方がいい。

医療関係者は疲弊しているかもしれないが、仕事がある以上、収入はある。観光業者は困窮しているのである。

 

 

観光業者にそのまま配ればいいというのも浅はかな話で、キャンペーンによる補助金にすれば、35%の金でてこをかけて、65%の金を引き出して回せるのである。ただ1.6兆を配るのに比べて3倍近い金を動かせるのだから、その方が効果は大きい。さらにその10%は税金で返ってくる。

 

 

なんにせよ、ここでキャンペーンを潰してしまうのは、全く合理的ではない。

つい先月くらいまで、感染者数より死亡者数が大事。PCR検査拡大を叫び続けたテレビは信用できないとか言っていたのに、もう忘れたことが一番嘆かわしい。