ここで気象台に当時の気温を聞く意味はなにか。
課長さんがあってはならない対応だと言うのは簡単で、確かになんだそりゃと言わざるを得ないところではあるが、
あってはならない対応をしたのは、対応に困ったセンター職員ではなくて、こんな場合の対応方針がザルであったセンターと、ひいてはそんな人を一時かくまう場所を用意できていない県であろうと思うが、この課長はそう思ってはいなさそうである。
一番不可解なのは、ちょくちょく顔を出しながら他人事のようにスルーしている県警である。こういう徘徊老人やら前後不覚な酔っ払いやらを一晩留め置くのは警察の役目ではなかったか。
いやもちろん業務として規定されているわけではないだろうけれども。
まぁどちらにせよ、あってはならないなどと個人責に帰して終わりにするのではなくて、ではどうすればよかったのかを用意するのが必要な事後処理であろう。
