御異見番

このブログは異見を提供するものである

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で、なんなのか。

ダメだというのはいいのだが、ではなにをどうすべきだというのか。

 

まずもって、文化の4要素とやらが謎で、互いに独立した要素であるとも思えないし、関係性も不明だ。なぜ「宗教」はないのか。

 

教育の話のはずが、途中から科学者教育限定の話になっている。

大いに言いたいことがあるのはわかるのだが、さも一般論のようなふりをしてだいぶん偏った言説になっている。

科学者を量産して社会が回ると思うのか? 科学者を養うにはそれに数倍する実学者を養成しなければならない。ことをどう理解しているのか。

 

今の教育は、今の若い教育者の自由闊達な挑戦である可能性が高いのだが、この調子では温かく見守りそうな気配がない。

だいたいこういう無礼講めいたことをわざわざ強調する人こそ、出る杭をたたきがちな傾向にある。ことに自覚がない。

 

全体的に、まとまりがなく思いついたことを言い散らかしているだけなのだが、この文章に目次をつけてみてはどうか。各章間に関連性がなく、章立てができないと思われる。要するに話に起承転結がなく、展開性がない。 もちろんオチもない。

 

最後に、

科学分野でなく、実学分野では画一性は大切である。一定の知識を有する人間を大量に養成する必要がある。そこからはみ出した少数の人間が科学者を目指せばよい。

入学試験は、18歳人口を知識レベルでおおむねふるいにかけて、それ以降の高等教育のレベル合わせを行う、能力別クラス分けを行う装置である。

この人は小学校の能力別クラス分けについてどういう見解なのだろうか。

なんとなく賛成しそうな気がするが、入学試験は大学の能力別クラス分けを行っているのだということに気づいていないのだろうか。