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まぁいいのだけれども、取り締まりをすれば事故が減る合理的なあるいは統計的な理由を考えたことがあるのだろうか。
取り締まりなんてはるか昔から延々と行われてきたけれども、その効果で事故が減る気がしない。
いつまでこの不毛な作業を続けるのだろうか。普通の組織は、効果がないと分かった作業は見直すものである。
取り締まりを受けたらどういう行動に出るか。
おそらくその場所では取り締まりが行われていることを学習し、その場ではおとなしくするくらいである。
そして、往々にして取り締まりが行われる場所は、警察が隠れる場所があり、「違反」が多い場所であり、サイン会場を取れるスペースがある場所である。
決して事故の多い場所ではない。
何を考えて、取り締まりをすれば事故が減ると思ったのだろうか。
人命を守りたいなら消防署の方がよっぽどその機会は多いだろう。人が死ぬ場面は事故に限らない。
もしくは自動ブレーキの開発をする車会社に就職でもしたほうが、さらに目に見えて直接的に人命を守ることができるだろう。