御異見番

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ここまで言っておいて、例の報告書へのリンクを張らないのもどうかと思うが、リンクを張らない決まりかなにかあるのだろうか。

 

金融審議会「市場ワーキング・グループ」報告書の公表について:金融庁

 

書かれている内容からしておそらくこれである。

2000万円の貯蓄取り崩しは(別紙1)のP.16に出てくる。

 

それにしても、報道でも「金融庁の報告書」などと呼び、どの報告書なのかたどり着けない人はその時点でも切り捨てである。ソースに当たらせないようにして都合のいいことを吹き込もうとしているとしか思えない。

 

というのも、2000万不足するという元ネタの月収支グラフがP.10に出てくるが、まずこれがまた解像度が低くて文字が読めないふざけた文書である。

さらに中身はというと読みにくいがおそらく読書娯楽2.5万、その他の消費支出5.4万の計8万の謎支出がある。

これを月平均2.5万に圧縮すれば、2000万の貯金は不要である。

毎月8万も垂れ流していたら貯金などいくらあっても足りないのは当然で、貯金が足りなくなってきたら、暇はあるのだから図書館に行って端から順に本を読んでいけばいいのである。

 

この件で何かを言っている人間のどれほどがこの報告書を実際に読んだのか。

いい暮らしをしたければ、金を貯めるか投資するかしておけという、至極当然のことしか書いていない。

こんな報告書で煽るマスコミや野党の質が低すぎるのはもちろん問題だが、それにあっさり乗る一般人も同罪である。